知多市八幡西平井敬老会の依頼演奏

今日も、いろいろありました。人生いろいろ♪(島倉千代子)

児童館の保育士をなさっているKさんが、ボーカル🎤で依頼演奏に参加してくれることになっていて、メンバー一同、ドキドキ💕しながら、今日を迎えることになりました。

最大のどきどきポイントは、キー(曲の全体的な音程の高低)🎼です。私たちは吹奏楽用に編曲された楽譜を購入して、使用しています。しかも、プロ集団ってわけでもなく、初心者も混じるので、難しい楽譜だとできませんし、その場での移調なんて無理です。また、ギターの人のようにカポで調性を変えることもできません。カラオケ気分のボーカルの人に「キーを3度下げて」とか言われても、無理です。必然的に、ボーカルの人に、無理やり吹奏楽楽譜のキーに合わせてもらうことになります。これが結構、難点になります。人によっては合わなくて、全然歌えない(歌いにくくて嫌気がさす)になってしまいます。

もうひとつのどきどきポイントは、繰り返し構成です。吹奏楽用に編曲された楽譜なので、元の曲の歌う為の間奏などが、変なソロに置き換えられたりしていることがあり、それを大目に見てくれる妥協度が必要です。なるべく元曲の構成に合わせるために、無理やりつないだりするので、音楽的に厳しい人だと、いろいろ許せない部分が出てくると思います。

今日の日程は、朝9:00~10:30に練習&リハーサル、移動して11:30集合、セッティングの後で、12:30~13:00本番という段取りです。初顔合わせのボーカルKさんとは、最大でも1時間半の時間しかありません。(ドキドキ💕)

まず、分かりにくい場所にある旭桃記念館にKさんが朝たどりついてくれたことに一安心(ほっ🍵)、話を聞くと学生時代にアルトサックスをやっていたとのことで二安心(ほっほっ🍵🍵)。吹奏楽の経験があれば「3度下げて」とか言わないですからね。

1時間半まるまるリハーサルできるわけでないので、メンバーが参集しつつ音出し。9:45あたりから、ぼちぼちデモ音源に合わせての、合奏気分練習。1曲目は何やったか忘れましたが、Kさん合わせて入ってきてくれました。2曲目がすごかった。北島三郎の「まつり」は、イントロが長めで、入るポイントが分かりにくいので、バンドメンバーでさえ本番で一度間違えているくらいです。事前に話しはしたのですが、目くばせで「入り」のキューを出したら、一発目で合わせてきてくれました。すごい!これで「できる人」なんだと認識しました。音楽レベル的には、われわれより、断然格上。

メンバーも参集してきて、いよいよ合奏リハです。練習会場のステージに上がってもらって、マイクの準備も万端。結論から言うと、録画も録音もしていなかったのが悔やまれるレベルの素晴らしい出来でした。ボーカルとバンド演奏がからみあって、だんだんボルテージも上がり、ボーカルのスピード感も上がり、バンドの音圧も上がっていきます。リーダーのOさんには、リハ中から、「今日のステージはボーカル付きのエポックメイキングになるから、ビデオの準備万端でお願い。」と、私からささやいておきました。本番に向けて、余力は残しているでしょうから、出力85%って感じでしょうか。本番が楽しみです。

さて、練習会場を片付けて、日長で追加のパイプ椅子を積み込み、会場でセッティングです。本日の会場は素晴らしい!舞台上にクーラーがあります!客席にクーラーがあるのは当然ですが、舞台上で空調が効く、しかも温度をぐっと下げれるのは稀です。夏場に、エアコンの効かないステージで、幕をしめて、人数いっぱいでギチギチで、「じゃ、30分このまま待機で。」と言われると、もう熱中症で死ねます。涼みながら☃、ひときわ熱効率の悪いOさんを筆頭に、みんなもリラックス顔~。

さて、本番は、いつもの高齢者向けの演歌&カラオケ大会モードでスタート。最初は、マイクを渡そうとしても固辞するものの、酒が少し入っていることもあり、徐々にマイクを握って参加してくれる人が増えてきます。ボーカルKさんも、メンバー司会の2人と一緒に、客席へマイクを勧めに回ってくれます。Kさんのポジション取りも、ブローイングの演歌&カラオケステージの趣旨をよく理解してくれて、最初から「うたごえ喫茶のうたごえリーダー」モードで、お客さんに歌ってもらって楽しんでもらう方向性で、パワー抑え目。最終的には、マイクを握って前に出て歌ってくれる人も出てきて、ステージとしては大成功でした。

ただし、ボーカリストKさんの出力は、自己抑制して45%くらいだったと思います。まぁ、客層によってフルパワーで歌ってしまうと、逆に客席が引いてしまって「客席ポカーン」状態になるので、正しい判断だったと思います。今度は、客層/選曲/イベント趣旨の合う機会をつくって、フルパワーの100%出力のKさんと演奏してみたいですね。たぶんそのときは、ボーカルと演奏のバランスのとり方が難しくなるから、PA係のYくんの力も大きく関与してくるでしょう。

「まつり」は、リハのときに「男性の声域だから、合わせるのが難しい」とおっしゃっていたのですが、本番では、客席が参加してきてくれる前の1番で、オクターブ上げて合わせてきてくれています。いや~、もう1回やりたいですね。Rくんのビブラスラップも良かった。(カ~~~~ッ)

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