譜面台袋の思い出

昔のブローイングで利用していた譜面台袋の説明をします。誰が発明したのか分かりませんが、すごーーーく、便利でした。実用新案とっておいたほうがいいんじゃないかレベル。インターネット探してもないので、オリジナルアイデアなんじゃないかな。裁縫の知識がないので、変な表現があっても許して。アイデアのモチーフは、絵筆入れ巻なのかも。絵筆入れはデリケートに、譜面台入れは重量に耐えられるように、という違いはあるけど。

全体が、ジーンズ地というか、ズック地というか、帆布地というか、重さがかかるので、丈夫な布でできています。昔使っていたものは、8本入りだったか、6本入りだったか、記憶があやしいのですが、今から作るなら、女性でも持てるように6本入りくらいにしておいたほうがいいかも。(昔は、大量の男手があったので、多少、無茶な重量でも許容された。)図は、6本入りで書きます。丈夫とはいえ、柔道着のようなミシン不可で、手縫いをしなければならないほどではなく、ミシンで縫える程度の丈夫さだったと思います。

まず、それぞれ譜面台が入る、袋があります。境目は、縫われているのですが、ここの縫い目はそれほど重量がかからないので、それほど頑丈じゃなくてもよいです。譜面台の大きさがメーカーによってまちまちだと思うので、畳んだ時に入る、各袋の広さと奥行きが難しい。初期購入したものに合わせて作ると、コンパクトで使いやすいけど、後で、別のメーカーを調達したときに入らないと困る。しかし、ダブダブすぎると、サイズが大きくなって、使いにくくなる。また、譜面台が入るちょうどのサイズだと、余裕がなくて、後で巻くときに巻きにくくなるので、これまたサイズの調整が難しい。

裏側は、取っ手となる、紐がループ状にして、縫い付けてあったような気がします。この紐は、めちゃくちゃに譜面台6台分の重量がかかるので、ウルトラスーパー頑丈でないといけません。布が2枚か3枚重ねたようなもので作ってあったような気がします。また、右の取っ手と、左の取っ手を分離して縫い付けると、縫い付けが重量に耐えられなくてすぐに破れてしまうはず。縫い付けはあくまで、紐の位置の固定が主で、過重はループ全体で支えないといけないはず。ループの縫い目も最も危険なので、縫い目の中間くらいにして、なるべく過重のかからない位置に配置したほうがよいと思う。

 

全体図では省略して、紐の真ん中を縫ってあるように書いてますが、そんなはずはなく、両側で縫ってあったはず。

【使い方】

各袋に、譜面台を入れます。

ふたになる部分の布を、パタンと折り返します。

両側から、クルクルと巻きます。譜面台が中に入っているので、布に余裕がないと巻きにくい。

真ん中まで、両側から、巻きます。

裏から回した紐が、手提げカバンのようになって、持てます。

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